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ホテルを予約するときの客室タイプ『おまかせ』|元予約係がメリット・デメリットを公開

ホテルの予約をする際、客室タイプ『おまかせ』って何だろうと疑問を持ったことはありませんか?

「悪い部屋なのではないか?」と想像する人も多いでしょう。

かく言うあなたもそういった不安からこの記事に辿り着いたのではないでしょうか。

 

この記事では部屋の割り振りってどうやってやっているのか、ということを少しだけご紹介しようと思います。

※全てのホテルがこれに当てはまるわけではございませんのでご了承ください。

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客室タイプについて

ホテルによって様々な種類が設けられている客室タイプ。

  • 和室(8畳・10畳・16畳・・・)
  • 和洋室(シングル2・布団2等)
  • 洋室(シングル・ダブル・セミダブル等)
  • レイクビュー
  • オーシャンビュー
  • アウトバス

その他、サイトを見ていると沢山のタイプが出てきます。

恐らくほとんどの人がこの条件を見て、自分好みのタイプを指定して予約を進めることでしょう。

上記の客室タイプは説明することもなく、その通りのお部屋です。

仮に違う部屋に案内されたらクレームを言ってください。

 

問題は『おまかせ』。

これはどういう風に割り振りをされるかと言うと、ホテル側の都合で割り振られます

おまかせなのでホテル側が任されちゃってます。

あとからクレームを言っても「おまかせで予約入ってますけど・・・?」と言われてしまいます。

 

 

ホテル側での『おまかせ』とは

まず、割り振りをする側から『おまかせ』を一言で言うと

 

人数が入りゃどこでも良い

 

です。

実際そんな感じでした。

 

ホテルでは閑散期と繁忙期は天と地程差があります。

1月後半~2月・5月後半~6月・お盆やシルバーウィーク明け等は比較的空いていて、

年末年始・GW・シルバーウィーク・お盆・シルバーウィーク・季節のイベント時期(桜・紅葉等)は常に満室です。

 

先ほど「人数が入りゃどこでも良い」とは書きましたが、これは悪い部屋に入れるということではありません。

ホテルマンとしては満足をして頂くことが第一ですからね。

閑散期と繁忙期によって『どこに入れる』かというのはこちら次第、ということです。

 

 

閑散期の時はちょっといい部屋に当たるかも

他のホテルがどうかは分かりませんが、私のところでは基本的に客室というのは下記の図のように埋めていました。

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詳細タイプを無視していますが、単純化するとこんな感じです。

  • なるべく上階
  • 出来るだけ詰める

 

レイクビューや洋室等の客室タイプで指定してきたお客様にはそのタイプのお部屋にセッティングをし、『おまかせ』のお客様には埋まっていない上階に入れます。

このように配置する理由は2つ。

 

  1. 上の階の方がお客様の満足度が高いから
  2. 詰めた方が清掃が楽

 

恐らくあなたも眺望がない部屋より、夜景がきれいな上階の方が嬉しいですよね?

一応そういう精神からなるべく上の階に入れます。

 

そして重要なのは[詰めた方が清掃が楽]という理由。

これは完璧にホテル都合の考え方です。

清掃スタッフが早く清掃を終わらせられるようにしています。

別の階でバラバラに配置をしてしまうと、移動だけで時間を使ってしまうのでとても無駄になりますよね。

こうやって詰めると清掃が早く終わるので、普段掃除がしにくい場所にも時間をかけることが出来るというのが利点です。

そして早上がり人員を出すことが出来るので、人件費削減になるという社内事情。

 

特に気にせず1番安いプランで予約してチェックインしたら

「本日スタンダードプランでご予約を頂いておりましたが、空きがありましたので無料でワンランク上のお部屋をご案内させて頂きます」

なんて言われたことはありませんか?

 

こういう時も恐らくこんな事情から来ているラッキーです。

ホテルのためにもお言葉に甘えて下さい。

 

 

繁忙期は大博打。その日の運次第

繁忙期は良い部屋に当たる確率が非常に低いです。

何故なら『おまかせ』は都合のいい部屋だからです

 

例えば、2つお部屋が余っているとします。

  • 8畳の和室
  • 10畳の和室

2組のお客様からほぼ同時に予約が入りました。

  • 和室指定・2名
  • おまかせ・2名

 

このとき、設定するとしたら

和室指定→10畳和室

おまかせ→8畳和室

 

となります。

『おまかせ』を予約したお客様から万が一

「思っていたよりもお部屋が小さい!」

とクレームがあったときにホテル側でも言い訳が出来るので、こういう選択になります。

ほとんどの場合[想像より良い部屋には当たらない]と思っていて良いかと思います。

 

ただ別パターンもあります。

それは宿泊当日に部屋チェンジがあった場合です

 

例えば、早い段階でチェックインしたお客様から

「お部屋が小さくなっても良いからエレベーターの近くが良い」

とご要望があった際にお部屋をチェンジをします。

その時にチェンジ先に選ばれるのは[まだチェックインをしていない『おまかせ』を選んでいるお客様のお部屋]です。

そういう意味でも都合のいいお部屋なのです。

可能性としては低いですが、こんなパターンもあるので絶対に悪い部屋が当たるわけでは無いという博打部屋タイプ。

チェックインまでドキドキしますね。

 

 

メリット・デメリット

  • メリット→客室が空いていればランクが上がる可能性がある。
  • デメリット→満室時は眺望が悪いお部屋や小さめのお部屋になる可能性が高い。

 

ただ、お客様側からはその日の空き室数は分からないですよね。

予約サイトには[残り3部屋]と書いていても、それが本当かは分かりません。

私がサイト管理していた時は、残室数20室以上でも残り3部屋と表示させていました。

その方がお客様の購入意欲を引き出せるからです。

だからと言ってホテルに「該当日は空室いっぱいですか?」と聞いても正直に言ってくれるところは少ないでしょう。

ホテル側としては「もう少しで埋まりそうです」と返した方が予約率は上がりますのでね。

 

繁忙期であれば覚悟をして予約をすると良いでしょう。

ホテルの予約が出来ただけラッキーくらいの気持ちの方がショックが無いと思います。

閑散期であればワクワクしながら予約してみて下さい。

運が良ければ良い部屋に当たります。

 

微妙な時期は博打になりますが、どうしてもそこのホテルに泊まりたいのであれば『おまかせ』でやってみる価値はあります。

周辺ホテルの空き状況を見てみて、売り切れているホテルが少ない日であれば該当ホテルもスカスカな可能性が高いですよ

 

 

さいごに

『おまかせ』だからといって特別悪い部屋になることは絶対にありません。

[ちょっといい部屋に泊まれる]か[通常部屋になるか]の違いです。

通常からマイナスになることは100%ありませんので、ちょっとした運試し感覚で予約をしてみて下さいね。