外に出れない日々が続いていますが、家の中で過ごしていると思わぬ不調が現れることがあります。
先日病院のお世話になることがあり、そんなこともあるんだなと思ったので今回は纏めさせて頂きました。
むずむず脚症候群[レストレスレッグス症候群]で眠れない
結果的にむずむず脚症候群という病気であることに気付いたのですが、そこに気付くまでにかなりの期間を要しました。
というのも、普段の症状だと全く気にならなかったからです。
気のせいか、と考えていると最終的には地獄を見るようなことになりました。
1.時々脚がかゆい。ほつれた糸がふくらはぎに当たってるような軽いかゆさ
- ロングスカートを穿いた時に内側の糸が触れてかゆい
- 夏に脚を出して外出していると虫が脚の上を歩いていてこそばゆい
こんな不快感を誰しもが味わったことがあると思いますが、
[横になって寝ようと思った時]にこんな感覚になったことはありませんか?
脚を確認してみても何かが付いているわけではない。
虫がいるわけでもない。
軽く足を撫でてみると治まるので「気のせいか」とそのまま放置をする。
私は1年程前から数か月に1度感じることがありました。
ただ、何も触れていないのに皮膚にかゆさや痛みを感じることは日常でもあることなので、この時は大して気にせずに暮らしていました。
2.違和感に起こされる。チクっとしたかゆさ
寝ているときに落ちる夢を見て、ビクっとして起きた経験ってありますよね?
その時と似たような感覚で目が覚めるようになります。
[脚がチクってして、その拍子に体が動いてしまって起きる]という様な感じです。
と言っても頻繁には起こりません。
その時も「起きちゃった…寝直そう…」くらいな感じで寝直すと、問題なく眠れます。
3.完全に眠れなくなる。ムズムズした感覚が数十分毎に起こる
チクっとした感覚で起きるのは同じです。
それまでは、脚をさすれば違和感は無くなって再度眠りにつくことが出来たのですが、最終段階になると違和感がなかなか消えてくれません。
そして消えたかと思って眠りにつくと、また同じ感覚で目が覚めます。
少し足を動かし続けたり、冷水で冷やしたりすると比較的楽になるのですが、やはり眠りにつくことは難しかったです。
その症状は朝8時頃まで続き、日が昇ってからようやく眠りにつくことが出来ました。
むずむず脚症候群の詳しい症状とは
専門的な知識は下記サイトを参考にして頂ければ分かり易いかと思います。
よく分からないまま眠れず朝まで過ごしていたので、病名が分からないととても不安でした。
サイトを見ると同じような症状が書かれていて、病名があると分かっただけでも安心したのを覚えています。
原因と対策:鉄分不足で引き起こされる
原因はいくつか書かれていますが、私が1番思い当たったのは[鉄分]です。
在宅ワークをするようになってから、あまりお腹が空かないので食生活がかなり乱れていました。
元々健康診断でも[貧血]と言われることが多かったのですが、最近は特に気にせずに過ごしていたのです。
この眠れなかった日の前日は立ち眩みと頭痛の症状があったので、おそらく貧血が進んでいたのだと思います。
また、睡眠時間もバラバラになっていたので、生活リズムも直すように後々病院の先生からは注意を受けました。
病院から処方されたもの
ネットを見ていると[脳神経外科や不眠を取り扱っている病院が良い]と書かれていましたが、近くになかったのでその時は[内科]に行きました。
先生はこの症状の患者さんを以前にも診たことがあるらしく、お話がサクサクと進んだのが幸いでした。
私はまだそこまで症状が大きくないということで、
軽い睡眠導入剤
を2週間分処方して頂きました。
薬を飲むと途中で目が覚めることはなく、久しぶりにゆっくりと眠りにつくことが出来ました。
その後
2週間が経ち、薬なしで寝てみました。
脚の違和感はまだ出ます。
ですが、眠れないほどではないので様子を見てみようかと思っています。
この2週間、意識して鉄分を摂取してきました。
普通のご飯からでは難しいので、ゼリーで飲んでいます。
立ち眩みが無くなったので、なんとなく回復はしているのかな、という状況です。
家にいると食生活も生活リズムも崩れてくるかと思います。
ふとした時に変な症状が現れてしまうかもしれませんので、お気をつけてお過ごしください。
そして女性の方は鉄分が不足しがちです。
気にしながら生活をしないと、1日に必要な分を摂取することは難しいです。
ゼリーやジュースで手軽に摂取出来るものもあるので、体調を崩す前に栄養について今一度考えてみて下さいね。